【読書記録】「即判断」する人は、なぜ成功するのか?(2)
- 作者: 小関尚紀
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2015/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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悩んでも悩まなくても「意思決定ツール」を使いなさい
こういう習慣を身につけられれば判断コストを下げられそう
意思決定をする際、目的に応じて、適切な対象と対比して決めていくということが、重要なポイントになります。 対比すべきポイントはたったの4つしかありません
1.時系列 2.標準値 3.他者(他社) 4.理想とのギャップ
ただ、「時系列の対比」という軸を意思決定の柱とすることで、意思決定までの「カウントダウン」が明確になるため、最適なスピードで、最小のリスクしか負わずに判断することができるのです
時間という資源は一番貴重なのでそれを重要視するのは正しい
意思決定の4象限でいうと、他者に左右されない選択で、かつ得られる果実が小~中程度の課題を判断していく際に有効な手段となります
意思決定が苦手な人の多くは、トレードオフによる二者択一ができない人といえます。たった2つしかない選択肢のどちらかを選ぶだけなのですが、判断基準が定まらないことで、その選択すら複雑にしているのです
判断の訓練が必要。ともすれば日常の中では流されるだけでもそれなりに生きられてしまう
ツリー化は、ある事象や問題になることを軸に、そこから掘り下げて枝のようにどんどん展開していく、ツリー図を用いた意思決定ツールです
ロジックツリーのようなもの
夕食の献立ではさほどたいした違いは感じないかもしれませんが、人生やビジネスであれば、判断が速くできているほうが、明らかに早く目的に対して臨むことができることでしょう
他より早く課題に着手できることは大きなアドバンテージとなる
明確になっていないのであれば、明確にすればいい。そうして2つ目の意思決定ツール「ツリー化」が必要かつ有効となってくるのです
上位ボックスさえしっかりと設定して、選択肢を捨てるというちょっとしたリスクを積極的に取るだけで、一気に判断するスピードは速まり、しかもより確実な選択をすることができるのです
ツリーの使い方。より根に近い方で判断できれば速度ははやくなる
あえて極端なことを申し上げるならば、ツリー化とは「上位ボックス」を見つけ出す作業であり、上位ボックスを見つけ出すことで、より多くの選択肢を早々に「排除」して「即判断」へとつなげるためのノウハウなのです
- 作者: 小関尚紀
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- 発売日: 2015/06/26
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